自民 5つの選挙区で公明の候補者を推薦へ
一時、調整が難航していた自民党と公明党との参議院選挙での選挙協力をめぐり、自民党は17日、5つの選挙区で公明党の候補者を推薦することを正式に決め、公明党側に伝えました。
夏の参院選での選挙協力について自民・公明両党の間では調整が難航していましたが、先週、お互いの候補を推薦し合う「相互推薦」を事実上行う方針を確認していました。
これを受け、自民党は埼玉・神奈川・愛知・兵庫・福岡の5つの選挙区で公明党の候補者を推薦することを正式に決め、17日、公明党側に伝えました。
公明党が候補者を立てていない「1人区」など38の選挙区については、地方組織同士の調整が整い次第、公明党が自民党の候補者を順次推薦していくということです。
公明党の石井幹事長は「両党しっかり協力して、参院選に勝てる体制の第一歩となったのでは」と述べ、今後の調整を急ぐ考えを示しました。