衆・憲法審 緊急事態条項について論点整理
国会では1日、衆議院の憲法審査会が開かれ、憲法を改正し緊急事態条項を創設することの是非について各党の主張の論点整理が行われました。
大規模災害などの際に国会議員の任期を延長するいわゆる「緊急事態条項」の創設をめぐっては自民党・日本維新の会・国民民主党などが前向きな一方、立憲民主党や共産党が反対しています。
きょうの憲法審査会では、衆議院法制局がこれまでの各党の主張をまとめた資料を提出し論点整理が行われました。
自民党・日本維新の会・公明党・国民民主党は大規模災害時や感染症まん延時などを緊急事態の対象として明記した上で、議員任期の延長規定を設けることに賛成しています。
一方、立憲民主党と共産党は憲法改正を前提として国会議員の任期を延長することに反対しています。