福島1区の金子氏「政治改革は重要な時期に来ている」
10月27日投開票の衆院選で、4回目の当選を確実とした立憲民主党の前職・金子恵美氏(59)が福島市の選挙事務所で支援者らに喜びの声を届ける一方で、葛藤の中での選挙戦だったと振り返り、今後の政治改革について「重要な時期にきている」と述べました。
金子恵美氏(福島1区当確)は、支援者らと万歳をして喜びを分かち合ったあと、次のように述べました。
「いままさに苦しんでいる人たちがいる中で、選挙戦を戦わなくてはいけない。いま私たちが遊説を走らせている中で、一方ではその日その日が大変苦しい生活をしている人たちがいる。それを考えるたびにいまこの戦いは何なんだろうという葛藤がありました」
また、当選確実となっても険しい表情を変えず、投票率の低さなどに懸念の声を上げました。
「私は残念だなと思うのは投票率が高くないことです。政治改革を目指している私たちの訴えに本当に関心を持っていただけたのか、注目していただけたのか、本当に国を動かそうという渦ができていたのか、もしかするとそうではなかったかもしれない」
そのうえで、今後の政治改革については次のように述べました。
「私たちは、仲間と一緒にどれだけ政治が大切かをこれからもしっかりと多くの人に伝えなくてはいけない重要な時期にきていると思います。それがなくては本当の意味での政治改革は成し遂げられない。一部の政治家だけで政治改革は成し遂げられません。だからこそしっかりとこれからも訴え続けます」