白河市議会の議会ハラスメント防止条例が9月定例会で可決されました。

白河市議会のハラスメント防止条例は、議員間や、市職員へのハラスメントを防ぐもので、全会一致で可決されました。
白河市議会は女性職員へのパワーハラスメントやストーカー行為があったとして、4月に北野唯道議員（84）への辞職勧告決議を可決しています。
この問題を受け、信頼される議会の実現を目指して議会がハラスメント防止条例の制定を進めてきたものです。

今後、被害が認められた場合は議員の氏名公表や辞職勧告決議などを行うとしています。
しかし勧告に法的拘束力はありません。
4月に辞職勧告を受けた北野議員は辞職せずに出席し、一票を投じていました。

■北野唯道市議会議員
「賛成しましたよ」
■取材陣「どうしてですか？」
■北野議員
「…」
■取材陣
「理由は？」
■北野議員
「別にないです」

議会のハラスメント防止条例制定は福島県内では金山町議会に次いで2例目で、会津美里町議会でも準備を進めています。