自民党の上杉謙太郎前衆議院議員が、衆院選に出馬しない意向を表明しました。

自民党は派閥の裏金問題を巡り、衆院選で一部議員を非公認とし、比例での単独候補についても対応を検討してきました。

こうしたなか、比例東北ブロックに立候補を予定していた上杉謙太郎前衆議院議員が10月11日朝、福島市内で取材に応じ「裏金問題の責任を取る」として衆院選に出馬しない意向を表明しました。

■上杉謙太郎前衆議院議員
「国民の皆さんに、しっかりとけじめを見せるということで、出馬を辞退する決断をいたしました。政治家として、私もしっかりと国民の皆さんに向かって責任を取りたいということで、引退ということは全くありません。もう一度ゼロからこの地元で一からやり直していく、活動をしながらチャンスを待ちたいと考えています」

上杉さんは裏金事件に絡み幹事長注意を受けていました。
今後については「引退はせず、地元で一からやり直していく」としています。