松野官房長官が「ウポポイ」視察 さらなるコンテンツ充実などに取り組む考えを強調
松野官房長官は8日、アイヌ文化復興・発展のための拠点「ウポポイ」を視察し、さらなるコンテンツの充実や、広報活動などにも取り組む考えを強調しました。
「ウポポイ」はアイヌ文化の復興と創造などに向けた拠点として2020年に北海道・白老町にオープンした施設です。
政府は年間100万人の来場を目指していましたが、新型コロナなどの影響で現在までの来場者数は45万人に留まっています。
政府のアイヌ政策推進本部長を兼任する松野長官は、就任後初めてウポポイを訪れ、博物館などを視察しアイヌの歴史や文化について説明を受けました。
松野官房長官「さらなるコンテンツの充実や、誘客促進に向けた広報活動等に取り組むなど、今できることを一つ一つしっかりと進めていく考えであります」
これに先立ち、松野長官は、アイヌ文化の保存に取り組む関係者らと意見交換し、道路整備の必要性やウポポイの運営についての要望を受けました。