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松野官房長官 中学校で“拉致問題”授業を視察

2022年10月31日 21:04
松野官房長官 中学校で“拉致問題”授業を視察

拉致問題を担当する松野官房長官が、埼玉県の中学校で拉致問題に関する授業を視察しました。

中学2年生を対象に行われた授業では横田めぐみさんが拉致された事件を題材に残された家族の苦悩を描いたアニメ「めぐみ」を鑑賞しました。

生徒たちはめぐみさんが奪われた「権利」や拉致問題は誰の身にも起こりうることだということを学びました。

その後、生徒との意見交換会で、松野長官は「拉致問題を忘れないこと、風化させないことが問題解決への一番の力となる」と強調しました。

松野官房長官「本日の視察も踏まえ、若い世代への啓発活動に引き続き積極的に取り組んでいく考えであります」

松野長官は拉致被害者や家族が高齢となる中、「拉致問題は時間的制約がある人道問題だ」と述べ、政府として、すべての拉致被害者の1日も早い帰国を実現すべく全力を尽くす考えを強調しました。