除草の予算を1億7000万円減額→増額求める修正動議を可決 市長「重く受けとめ前年度と同水準の経費を確保する」北九州市議会
北九州市が新年度予算案で雑草の除草事業を「減額」したことに対して、市議が提出した「増額」を求める動議が可決されました。
一部の市議が21日に提出した、市の除草事業の予算規模を前年度と同じ水準に増額することを求める動議は22日、賛成多数で可決されました。
北九州市が新年度の当初予算案で除草事業について一部、回数や面積を減らすなどしておよそ1億7000万円削減できると提案したことに対して、一部の市議が反発していました。
■北九州市・武内和久市長
「議会の総意として組み替え動議がなされたことを重く受け止め、前年度と同水準の経費を確保することといたします。」
武内市長が次の6月議会の補正予算で前年度と同じ水準の予算を確保することを明言したことから、議会側も新年度の当初予算案については原案通り可決しました。