【七隈線】ラッシュ時の満員電車が常態化 混雑解消へさらに増便 平日4往復 土休日12往復 福岡市地下鉄
福岡市地下鉄の七隈線が博多駅まで延伸して、3月27日で1年を迎えます。ラッシュ時の満員電車が常態化していて、福岡市は混雑を解消するために23日、ダイヤ改正を行います。
■松原健介 記者
「午前8時すぎの地下鉄の六本松駅です。列車が到着すると次々に人が乗り込んでいきます。列車の中も多くの人であふれています。」
福岡市地下鉄の七隈線は去年3月、天神南から博多の区間が延伸開業し、空港線と直結するなど利便性は向上しました。
しかし、朝と夕方のラッシュ時の混雑が課題となっていて、福岡市交通局は去年8月、その解消のためにダイヤを改正し増便しました。
その後、半年以上経過しましたが…。
■利用客
「8時台とかは(混んでいる)。(Q.座れますか?)座れないです。」
■利用客
「大学生が通学する時間は混んでいる。便が増えるとスムーズに移動できるのでうれしい。」
通勤通学時間帯の満員電車が今でも常態化していることから、23日、再びダイヤを改正します。
新しいダイヤでは、平日朝に3往復、夕方に1往復を増便するほか、土曜・休日に12往復増便します。
また、福岡市は2027年度までに新たに車両を導入し、さらなる混雑の緩和を図ることにしています。
七隈線の23日からのダイヤ改正を詳しくみてみます。
増便される区間は、橋本駅から博多駅の七隈線全線です。
平日は、通勤通学時間帯の午前6時から8時台に3往復、午後7時台に1往復、それぞれ増便します。
土曜と休日は、午前8時台に4往復、午前9時から午後4時台に5往復、午後5時から7時台に3往復、それぞれ増便します。