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最低売却価格の約2倍 1億6555万4000円で落札 空き家となっていた知事公舎の土地と建物を一般入札【徳島】

2025年2月5日 16:07
最低売却価格の約2倍 1億6555万4000円で落札 空き家となっていた知事公舎の土地と建物を一般入札【徳島】
2月4日、空き家となっていた徳島県の知事公舎の土地と建物を売却する一般競争入札が行われました。

知事公舎と、隣接する県有地を落札したのは東京に本社がある分譲マンションのクレアホームズを展開している、セントラル総合開発です。

最低売却価格の約2倍となる、1億6555万4000円で落札しました。

後藤田正純徳島県知事
「路線価という一つの指標がありますが、それをはるかに上回る金額で売却できたのは良かったのかなと」

知事公舎は、1992年に建てられ、これまでに3人の知事が住んできました。

後藤田正純徳島県知事は2023年5月の知事就任の際に、年間200万円の維持費がかかる知事公舎は県民の理解を得られないとして、入居しない考えを示しました。

その後設置された、知事公舎の在り方を検討する有識者会議が「知事公舎を存続させることは望ましくなく、売却が最も経済的でメリットがある」とした意見書を、後藤田知事に提出していました。

最終更新日:2025年2月5日 16:07
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