任期満了に伴う徳島県つるぎ町長選挙が11日告示され、現職と新人のあわせて2人が立候補しました。

つるぎ町長選挙は4回連続で無投票となっていて選挙戦となるのは20年ぶりです。

つるぎ町長選挙に立候補したのは届け出順に無所属・現職で6期目を目指す兼西茂候補72歳無所属・新人の元県議会議長南恒生候補66歳の二人です。

現職の兼西茂候補は旧半田町長を2期務めた後2005年の選挙でつるぎ町の初代町長となり現在5期目です。

出陣式で兼西候補は高齢者福祉の充実や子育て世代への支援などを訴えました。

（兼西茂候補）
「住民の皆さま方の小さな声、声なき声そしてため息私はいつも吸い上げてきた一人でも多くのために私は役に立ちたい」

新人の南恒生候補は2007年の県議会議員選挙で初当選し2022年に県議会議長になるなど県議を4期務めました。

出陣式で南候補は現職の多選を批判し町政の刷新を訴えました。

（南恒生候補）
「次の世代をしっかり育てるそういう町政をめざして頑張りたい絶対に負けてはならないこの町をよくするんだという気持ちの中で一生懸命最後まで戦って勝利を勝ち取りたい」

つるぎ町の人口は7700人あまりで、65歳以上の高齢者が半数近くを占めています。

今後、町のインフラ整備や福祉や教育をどう支えていくかが争点となります。

20年ぶりの選挙戦となったつるぎ町長選挙、3月16日に投票が行われ即日開票されます。