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第50回衆議院議員選挙 候補者に聞く「政治とカネの問題」【徳島】

2024年10月16日 19:00
第50回衆議院議員選挙 候補者に聞く「政治とカネの問題」【徳島】
10月27日に投開票が行なわれる衆議院選挙について、「フォーカス徳島」では、16日からシリーズで候補者の訴えをお伝えします。


1回目のテーマは、「政治とカネの問題」についてです。


徳島1区には、届け出順に、自民党の前職の仁木博文候補(58歳)、立憲民主党の新人の高橋永候補(49歳)、無所属の新人の佐藤行俊候補(76歳)、共産党の新人の久保孝之候補(61歳)、日本維新の会の前職の吉田知代候補(49歳)の5人が立候補しています。

(仁木博文候補)
「信なくばたたず。いま政治に対する信頼が揺らいでおります。これは私、政治家である以上、選挙のやり方と政治のスタイルは一致せざるを得ないのです。したがってクリーンな選挙、お金のかからない選挙をし、クリーンな選挙をしていくことで、政治に対する信頼を取り戻したいと思ってるし、与党の中でそういう議員を増やしていきたいと考えている」

(高橋永候補)
「私は自民党の裏金まみれの汚い政治を、祖父の三木武夫が目指したクリーンな政治に変えていきたいと思う。悪いことがばれても、反省もしなければ、説明責任も果たさない、責任を取らない政治家や政党があります。政治家が普通の倫理観をもつ、当たり前のことです。私は子供に胸をはれる、当たり前の日本に社会に、フェアな社会に変えていきたいと思う」

(佐藤行俊候補)
「企業献金、個人献金、政党助成金の全廃、衆議院議員選挙の総支出は千円以内。私は今回の衆議院議員選挙の総支出は千円以内です」

(久保孝之候補)
「自民党の裏金づくりの真相解明、企業団体献金の禁止が必要です。これまでの自民党政治、暮らしよりも大企業の儲けが優先されてきました。企業団体献金が政治を歪めています。日本共産党は『しんぶん赤旗』で裏金づくりをスクープし、徹底究明、そして企業団体献金は一切受け取っていません。政治とカネの汚い政治、これを正します」

(吉田知代候補)
「自民党の裏金議員はポケットに総額6憶円を入れている。一方で、われわれ日本維新の会は身を切る改革を行って、総額6億5千万を被災地等に寄付しています。日本維新の会は企業団体献金は受け取らず、旧文通費、ひと月100万円の調査研究公報滞在費を1円から公開しています。他党にも行っていただきたい」


続いて、徳島2区には届け出順に、無所属の新人の飯泉嘉門候補(64歳)、自民党の前職の山口俊一候補(74歳)、共産党の新人の浜共生候補(43歳)、日本維新の会の新人の祝聡候補(55歳)の4人が立候補しています。

(飯泉嘉門候補)
「われわれ庶民は所得を細くされ、きっちり税金をとられ、違反をすれば逮捕すらされます。しかも、政党助成金には、今や多額の国民の税金が投入され、領収書の提示、ネット検索を可能にするなど、政治資金の透明性は当然のことです。裏金キックバックなどは言語同断、そのような議員は即刻退場処分にすべきです」

(山口俊一候補)
「この間の総裁選挙、9人もの議員が出て大騒ぎしました。あれでなんとなく、政治不信の件は終わったかのような思いをしている議員がいますが、とんでもない。今回の選挙で一番問われるのは、自民党、本当に大丈夫なのかということだろうと思います。しっかりと法改正をした法律を執行していく、ルールを守る、信義を守るということなんだろうと思う」

(浜共生候補)
「自民党による裏金問題を明らかにしたのは、私たち日本共産党が発行する『しんぶん赤旗』です。自民党の組織的で政治的大犯罪である裏金問題は、まだなにも解決していません。総選挙で逃げ切りを図る石破政権と自民党を徹底追及し、真相解明に全力をあげます。企業団体献金の全面禁止を強く求めます」

(祝聡候補)
「政治とカネの問題、これは昔から続いていることです。ここは思い切って、政治資金改革をしていく。それと企業団体献金の廃止、政策活動費の廃止を訴えてまいりたいと思う。政治資金パーティーのパーティー券購入も企業団体献金には含まれますので、そこも規制を入れていきたいと思う」

いつまで経ってもなくならない「政治とカネ」の問題に、有権者はどのような審判を下すのか。

衆議院選挙は、10月27日投開票です。
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