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鳴門市で計画の風力発電事業 適切な環境影響評価を行うことなどを事業者に求める知事意見を経済産業大臣に提出【徳島】

2024年8月21日 18:32
鳴門市で計画の風力発電事業 適切な環境影響評価を行うことなどを事業者に求める知事意見を経済産業大臣に提出【徳島】
徳島鳴門市北灘町の山地で風力発電事業を計画しているのは、東京に本社のある東急不動産です。

事業実施区域面積は約688ヘクタールで、区域内に高さ180m、直径130mの風車最大9基を設置する計画です。

これに対し有識者20人で構成する徳島県の審査会は、先行事例の情報や専門家の助言に基づいた調査を行うことなどを事業者に求める意見をまとめ、8月9日、後藤田正純徳島県知事に答申していました。

これを受け徳島県は、県内屈指の自然環境が残された地域で、コウノトリの移動ルートにもあたるなどとして、適切な方法での環境影響評価や地域との合意形成を図ることを求める知事意見を、この日、経済産業大臣に対し提出しました。

今後、経済産業大臣が事業者に対して、勧告を行うかを判断します。
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