農水相時代などに熊本訪問も 自民党新総裁に石破氏 熊本の受け止めは
過去最多の9人が立候補した今回の総裁選。石破茂氏が決選投票で高市早苗氏を21票差で破り、新しい総裁に選ばれました。
熊本県内では1万2309人の党員・党友が投票し、石破氏が最も多い3212票を獲得しました。決選投票で自民党県連は、最も多くの党員票を獲得した石破氏に1票を投じました。
■自民党熊本県連 前川收会長
「熊本のことを印象としても思いとしても持っている。地方を良くしていくことはライフワーク的な政策だと思う。熊本にもきっちり当てはめてやってくれると期待している」
防衛相や農林水産相などを歴任した石破氏。これまでに何度か熊本を訪れていて、2009年の農林水産相時代には、日本の農林水産業の現状や課題について説明したほか、酪農の現場を視察し厳しい現状についての話に耳を傾けていました。
石破氏の新総裁選出を報じる新聞の号外も。事実上、次の首相になる石破氏、熊本県民はどう見ているのでしょうか。
■70代女性
「どうでしょうね、難しいですよね。中国、ロシアの問題もありますし、外交の問題がどうなのかなとか思うし」
■10代女性(大学生)
「小泉進次郎さんだと思っていたので、ちょっとびっくり」
■60代男性(会社経営)
「私としては女性の方が良かったんじゃないかと思いますけどね。国防が専門だからいいんじゃないですか、その面に関しては」
では、新しい首相に求めることは何でしょうか。
■20代男性(大学生)
「より生活が豊かになるようになっていったらなと思う」
■70代男性
「高齢者がいい生活ができるような政治をしてほしいですね」
■50代女性(去年まで保育士)
「お母さんたちも気軽に子どもについて相談できるところがあるといい」
【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
総裁選に立候補した際の石氏の政策の一部をまとめました。
▼「ルールを守る」
政治資金で不記載をした議員などの倫理観確立。
▼「国民を守る」
長年訴えてきた「防災省」の創設。
▼「地方を守る」
日本経済の起爆剤として大規模な地方創生をすることを掲げています。
鳥取県出身の石破氏ですが、実は熊本とつながりもあるんですよね?
(永島由菜キャスター)
そうなんです。前々回の総裁選の時の動画で、母方の曽祖父が玉名市出身で、熊本への熱い思いも語っていました。
≪石破茂公式YouTube≫
「熊本は私にとってものすごく思い入れの強い県であります」
「私ごとで恐縮ですが、私の母方の曽祖父、ひいお爺さんは玉名の出身でありました」