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初代・加藤清正が「初陣」 初めての市議会一般質問に密着

2023年12月6日 18:59
初代・加藤清正が「初陣」 初めての市議会一般質問に密着

熊本市議会で新人議員も奮闘しています。今年4月に当選した男性議員が6日、初めての一般質問に臨みました。

4月の熊本市議会議員選挙で最年少で初当選した瀬尾誠一議員(33)。実はこの方…。

熊本城おもてなし武将隊の初代「加藤清正」。熊本の魅力を発信する中で、観光を盛り上げたいと議員を志しました。

11月末。瀬尾議員の控室を訪ねると、初めての一般質問に向けて原稿を書いていました。

■瀬尾誠一議員
「8000字とかそれくらいは最低でも必要になるので、頭がパンクしそうですね」

質問を磨き上げるため、市の職員からデータを取り寄せるなど大忙しです。普段から熊本市政について疑問に思ったことを書き留めた項目は70以上に。

■瀬尾誠一議員
「生半可なもので質問できるものではないんだな。緊張しますね。一枚鎧を着たいくらい。あれで守られていたんだなっていうのは脱いでみて思いましたね」

意気込みの言葉は、やはり…。

■瀬尾誠一議員
「いざ、出陣!…ですかね?(笑)」

そして6日。一般質問に臨んだ瀬尾議員。選挙で若い世代の投票率を上げるため提案します。

■瀬尾誠一議員
「投票率向上の手段は多岐にわたりますが、世代別の投票率の統計を集計していただけないでしょうか?」

選挙管理委員会の担当者は「今後集計をしていく」と答弁。世代別投票率の集計へ、初めての一般質問で具体的な回答を引き出しました。
そして一般質問は終了。無事に「初陣」を終えることができました。

■瀬尾誠一議員
「口の中がカラカラ。私の思いはこの1時間にかけて お伝えで来たんじゃないかと思います」

Q加藤清正は瀬尾さんの質問を聞いたらなんと言うと思いますか?
「けしからんといわれると思います。もっとしっかりせんか!って言われるんじゃないでしょうかね。まだまだ経験は浅いですが、熊本市を愛する一人として、熊本市をより良くしていきたいと思います」

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