自民党で富山1区選出の田畑裕明衆議院議員の政治資金パーティーの案内状をめぐる問題で、自民党富山市連は3日、田畑議員に対して政治不信を招いたとして本人に厳重注意を行いました。田畑議員は5日夕方、記者会見を開くとしています。

田畑議員が6月開催予定だった政治資金パーティーの案内状では「入金のみ」の項目が設定され、政治資金規正法が禁じる「政治家個人への寄付」にあたる恐れがあると指摘されていました。

この問題を受けて自民党富山市連の幹部は3日、市内で非公開の会合を開き、田畑議員本人に厳重注意を行ったということです。

関係者によると、今回の問題に対する県議や市議の意見をまとめ本人に伝えた上で、会見を開いて説明の場を設けるよう要請したということです。

田畑議員は6月26日には報道各社に対し、「違法性はない」、「何ら問題だと指摘は受けていない」などと主張していたものの、その3日後には「説明が不十分だったと大変反省している」と一転して謝罪していました。

田畑議員は5日夕方、この問題について記者会見を開くとしました。