次の衆院選富山1区の候補者について、現職の田畑裕明議員を公認候補として推すべきかどうか、まだ自民党が揺れています。自民党富山市連蜷川支部は16日、独自に賛否を問う党員アンケートを行うことを決めました。27日にとりまとめる予定です。

自民党蜷川支部は16日に幹事会を開き、山本繁之支部長が、8日に開かれた自民党富山市連の支部長・幹事長会議の結果を報告しました。

8日の会議では田畑議員を公認候補として推すことを決めた一方、蜷川支部の山本支部長は、党員アンケートを実施しない方針となったことについて異議を伝えていました。

16日の会合の出席者からは「アンケートを行った方がよい」という意見が複数出て、独自に支部内の党員およそ100人に対してアンケートを行うことを決めました。 田畑議員を推すことに賛成か反対かを聞きます。

自民党富山市連蜷川支部　山本繁之支部長「党員の声を広く拾おうと、おそらくこれからのわたしたちの政治に対する活動、前向きな方向が見えてくるだろうと。私たち蜷川支部が震源地となって今、日本全国で総裁選も含めて政治とカネについて真剣に向き合うことがもっと広がってくれればいい」

アンケートは9月27日に集計し、自民党富山市連に提出する予定です。