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<前回『衆院選』で接戦>”宮城1区”と”宮城2区” 立候補予定者が着々と準備

2024年10月8日 19:25
<前回『衆院選』で接戦>”宮城1区”と”宮城2区” 立候補予定者が着々と準備

前回の『衆院選』で接戦となったのが、仙台市内を選挙区とする宮城1区と2区。
立候補予定者は、着々と準備を進めている。

宮城1区に立候補予定・自由民主党(現職)土井亨衆議院議員
「もう1回ね、今練習ね」

10月5日。JR南仙台駅でカメラを向けられていたのは、自民党・現職の土井 亨さん。来る選挙を見据え、党の広報動画に使用するための撮影を行っていた。
当選5回の土井さん。これまで災害に負けない国土づくりに力をいれてきた。

宮城1区に立候補予定・自由民主党(現職)土井亨衆議院議員
「一番は平和を守っていかなきゃいけない。それから地域どこに住んでいても雇用があり、生活ができ、子育てが安心してできる。こういう日本こそが日本全体の 力になるのだろう。そういう日本を作っていく、作らせてくださいということを一番に訴えていきたい」

宮城1区に立候補予定・立憲民主党 岡本章子衆議院議員
「おはようございまーす。いってらっしゃい。」

もともと勤務していた職場の前で朝の街頭活動に励むのは、立憲民主党・現職の岡本章子さん。

宮城1区に立候補予定・立憲民主党 岡本章子衆議院議員
「国会開いてる時は月曜日か金曜日くらいしかできないんですけれど、今はなるべくみなさんの近くで立たせていただいてます」

これまで、児童手当の支給期間の拡大や不妊治療の保険適用など、子どもや若者を応援する政策を進めてきた。

「私たち政権交代前夜ということで、(自民総裁が)どなたがなっても自民党の体質は変わらないと思っているので、しっかり闘っていきたいと思います」

宮城1区に立候補予定・日本維新の会(新人)高橋浩司さん
「街頭演説は、私たちからすると修行の場。修行を始める前は清めないと」

「ゴミ拾い」をしていたのは日本維新の会の新人 高橋浩司さん。

神奈川県鎌倉市の議員として28年間活動してきた高橋さんは、地方主導による政治姿勢に共感し、日本維新の会に入ったという。

宮城1区に立候補予定・日本維新の会(新人)高橋浩司さん
「(Q宮城で立候補予定の理由は?)(宮城県は)うちのおばあさん の出身でもありますし、家内も こっちで生まれていましたので、 スッとこちらに来ようと。自民党でもない立憲民主党でも ない第三の選択肢がこの仙台にもちゃんとあるんですよ。ここに旗を立てましたということで、皆さんに認知していただければ」

一方、宮城2区への立候補を予定しているのが、立憲民主党の現職・鎌田さゆりさん。
あいにくの雨となった日曜、地元のイベント訪れた。

宮城2区に立候補予定・立憲民主党(現職)鎌田さゆり衆議院議員
「とにかく走って、自分をより多くの人に見ていただいて、聞いていただいて」

消費税の5%への減税や、教育予算の拡充などの政策を推し進めるための政権交代を目指す。

宮城2区に立候補予定・立憲民主党(現職)鎌田さゆり衆議院議員
「国民の皆様に納税をお願いして確定申告を適正にやってくださいと言っている政治の側が、裏金・キックバック・脱税。こんなの本末転倒で恥ずかしくて国会議員やってられないでしょって」

同じく宮城2区から立候補を予定する秋葉賢也さん。
この日、自民党宮城県連を訪れ、選挙に向けた打ち合わせを行った。

宮城2区に立候補予定・自由民主党(現職)秋葉賢也衆議院議員
「選挙はいつも厳しいわけだが、 やはり私自身は裏金問題には関わっていないし、統一教会にも全くかかわっていないが、 やはり多くの国民の皆さん、有権者の皆さんからそういうイメージを持たれています。やっぱり反省すべきをしっかり 謙虚に反省して、『なんだかんだ言ってもやっぱり政権を任せられるのは 自民党しかないね』そう言って いただけるような活動を積み上げていく、このことが大事だと思っております」

宮城2区に立候補予定・日本維新の会(現職)早坂敦衆議院議員
「何回目ですか?2回目です」

日本維新の会の旗を背負って仙台市中心部を練り歩いたのは、現職の早坂 敦さん。

前回の衆院選は、旧4区から出馬し比例で復活当選。

元仙台市議会議員の早坂さんは、今回 2区から出馬する予定だ。

宮城2区に立候補予定・日本維新の会(現職)早坂敦衆議院議員
「後ろ盾の企業や団体がついているわけではないし、組合がついているわけじゃないから、丁寧にひとつひとつ政策を訴えて、走って歩いて、 アピールしていかなくちゃいけ ない。それしかない。今回の解散の信を何のために問うのか、古い政治はぶっ壊す感じで、新しい政治をつくっていかなくちゃいけない。そこが争点だと思っています」

この他、宮城3区。
ミヤギテレビの取材では、自民現職と立憲新人の2人が立候補を予定している。

また、今回の選挙からは1票の格差を是正することを目的に、これまでの4区・5区・6区が2つの選挙区に再編される。

新たな4区は、石巻市などを加えた選挙区となり、それぞれ大臣経験者の自民現職と立憲現職に、維新とれいわの新人が挑む構図。

また、新たな5区は、これまで2つの選挙区にまたがっていた大崎市の全域を吸収して内陸から沿岸までのエリアとなり、自民現職に維新と共産の新人が挑む構図となっている。

ミヤギテレビのニュース