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【衆院選】解説「新たな区割り」候補者に区割り変更がどう影響?長崎は4⇒3選挙区へ《長崎》

2024年10月8日 19:35
【衆院選】解説「新たな区割り」候補者に区割り変更がどう影響?長崎は4⇒3選挙区へ《長崎》

いよいよ迫ってきた衆議院選挙ですが、「1票の格差」を是正するいわゆる “10増10減” に伴い、区割りが変更されます。

県内は、これまで4つの選挙区で争われてきましたが、新たな区割りでは 1つ減って、3つの選挙区で争われます。

【新1区】「旧外海町」と「旧琴海町」が加わり 長崎市全域に

新1区には、もともと旧2区に含まれていた旧外海町と旧琴海町が加わり、長崎市全域が対象となりますが、有権者数のうち、この旧2区の地域が占める割合は 3.8%となります。

今回は、旧1区を過去2回、制している国民民主の現職に対して「自民」「維新」「共産」「参政」の4人の新人が挑む構図が予想されています。

【新2区】 旧3区から「大村市」「対馬市」「壱岐市」が加わる

続いて 新2区ですが、旧2区の諫早市、島原半島、西彼杵郡に 旧3区から大村市、対馬市、壱岐市が加わります。

有権者数の割合では、旧2区が7割弱(68.7%)、旧3区が3割ほど(31.3%)で、旧2区のほうが多くを占めることになります。

この旧2区選出の「自民」現職と、旧3区選出の「立憲民主」現職がぶつかる 新2区。

「維新」と「参政」の新人も、立候補を表明しています。

【新3区】 旧3区から「東彼杵郡」と「五島列島」が加わる

そして新3区ですが、佐世保市や平戸市、松浦市佐々町など 県北中心の旧4区に旧3区の東彼杵郡と五島列島が加わります。

有権者数の割合は、旧4区が約8割(78.2%)。さらに 大票田の佐世保市が半数以上(56.8%)を占めています。

旧4区選出の「自民」現職と、「立憲」元職、「維新」の新人による 三つ巴となる予想です。

衆議院は9日に解散し、15日に公示、27日に投開票が行われる予定です。

最終更新日:2024年10月23日 13:59
    長崎国際テレビのニュース