突然の衆議院解散の動きに困惑も 選挙費確保のため約2000万円専決処分 鳥取県境港市
地元選出の石破首相による予想外の衆議院解散の動き。多くの自治体が対応に追われる中、鳥取県境港市の伊達憲太郎市長は困惑を示しましたが、石破首相の看板政策には期待を示しました。
境港市 伊達憲太郎 市長
「(石破首相は)変節というような記事がどんどん出てきていますが、その辺も僕らは少し驚いたところもある」
3日の定例会見で総選挙への所見を述べた境港市の伊達市長。ただ、近く迫る衆議院選挙についてはー。
境港市 伊達憲太郎 市長
「選挙管理委員会はバタバタしたようですが、重大な選挙だと思うのできちんと予算も組んで準備を進める」
境港市では衆議院選挙にかかる費用、約2000万円を一般会計補正予算の専決処分で確保したことを発表。突然の衆議院解散の動きに各自治体も困惑を隠しきれないようですが、石破首相はあす国会で行う所信表明演説で「地方創生交付金」の倍増を表明するとみられています。
境港市 伊達憲太郎 市長
「地方創生の交付金も倍増という予算措置がされれば、我々も一生懸命まちづくりに生かしたい」
船出したばかりの石破政権。さっそく難しいかじ取りを迫られていますが、本格的な地方創生の動きに期待は高まっています。