青森県議会議員選挙の区割り 一部の会派が飛び地と1人区を解消する独自の案
県議会議員選挙の区割りの見直しを巡り県議会の一部の会派が飛び地と1人区を解消する独自の案をまとめました。
県議会は議員1人当たりの人口の格差や飛び地などを解消するための協議をしていて、今回第2会派の新政未来第3会派のオール青森、そして公明党が新しい案をまとめました。
再編案ではいま16ある選挙区を11に減らし、飛び地と1人区を解消します。
例えば今は1人区の東郡は青森市と統合し、定数を11とします。
西郡はつがる市と統合し定数を2とします。
全体の定数は48で変更ありません。
試算では最大で2倍を超す「1票の格差」が1.53倍に縮小する見込みです。
★オール青森 斉藤孝昭代表
「長年の間飛び地と1人区が解消されていなかったので今回任期中にこれだけは最低改善したいと」
★新政未来 田名部定男代表
「民意をどう反映させるかが一番大きな目的」
「成立するかは最大会派がどうするかという話」
最大会派の自民党の対応は…
★自民党 山田知議員総会長
「まだ具体的に提案を受けていませんけど議会改革は必要だと思っていますので、しっかり改革する気持ちを持ちながら、会派として議論していきたい」
見直し案をまとめた三つの会派は1年後の条例改正を目指していますが、実現には議会の過半数を占める自民党の賛同が必要で、今後の対応が焦点となります。