山形県の平山副知事が3月末で辞任方針「後任に道を譲りたい」 後任は高橋環境エネルギー部長を起用方針
山形県の平山雅之副知事が3月28日に任期途中で辞任することが分かりました。関係者によりますと、新たな副知事には高橋徹環境エネルギー部長が起用される方針です。
平山雅之副知事は東根市出身の66歳で1983年に県職員となり、商工労働部長などを歴任しました。2021年3月、当時の副知事の再任案が県議会の最大会派・自民党の反対で否決され、7か月半にわたる副知事の不在期間の後、2021年10月に副知事に就任し任期はことし10月までです。
県によりますと、平山副知事は3月5日に吉村知事に辞職願を提出して受理され、3月28日に辞任するということです。理由について、平山副知事は「後任に道を譲りたい」としています。
平山副知事「これからいろんな新しい次元の違う政策展開をする上で新年度を迎えて新しい感覚を持った方がリーダーシップを発揮しながら知事を補佐して県政を進めてもらいたいそういう気持ち一点。私の気持ちとしては長年の懸案事項が少しずつ大きなプロジェクトに動いていると実感した3年5か月だった」
関係者によりますと、吉村知事は、後任の副知事に高橋徹環境エネルギー部長を起用する方針です。
一方、取材に応じた吉村知事はー。
吉村知事「人事案件については現時点で申し上げることはありません」
副知事の人事案は、現在開会中の県議会2月定例会に提案される見通しです。