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5選の吉村知事 「人口減」「地域の格差是正」「参院選の対応」単独インタビュー

2025年1月27日 18:14
5選の吉村知事 「人口減」「地域の格差是正」「参院選の対応」単独インタビュー

5期目の当選から一夜、吉村知事は27日、YBCのインタビューに応じ、5期目への意気込みや今後の政治姿勢について語りました。

吉村知事は山形メディアタワーを訪れYBCの取材に応じました。

キャスター「無投票のムードから一転選挙戦となりました告示前に吉村さんはこれを機会に各地をまわって策を訴えていきたいと話していましたが、実際に選挙期間中に各地を回ってどんなことを感じましたか?」

吉村知事「それぞれの地域の様子、住んでいる皆さまの状況を肌で感じたい思いがあったのでできるだけ多くの方々に会って大変有意義な時間だった」

5期目の政策について吉村知事は去年7月に発生した災害からの復旧を第一に挙げています。

キャスター「まず第一に災害復旧ということがあったがそのほかにも県が抱える課題として人口減 物価高への対応であったりそのあたりはどのように前に進めていきますか」

吉村知事「結婚支援や子育て支援はこれまで以上に前に進めていくが移住や関係人口、交流人口の拡大も図りながらしっかりと山形県の活力を維持していく方向で取り組んでいきたい。物価高騰が長期化している本県の場合中小企業がほとんど省力化とかデジタル化いろいろなサポートをしながら価格転嫁も含め環境整備も図りながら県民が豊かさを実感できるような方向に持っていきたい」

キャスター「投票率過去最低この数字の受け止めは」

吉村知事「県にとって投票率が低くなったというのは大変残念。私を選んでくれた多くの方々に選んでよかったと思っていただけるよう今後4年間しっかりと頑張らなければならないと思いを強くした」

また、選挙期間中YBCアプリで行ったアンケートでは県民から「庄内地方の高速道路の整備やJR羽越線の高速化などが遅れている」といった声が寄せられました。

キャスター「庄内地方の方々から内陸との格差是正について声が聞かれたインフラ・経済こういった声にどう対応しますか」

吉村知事「県内のバランスをいつも考えている。庄内の皆さんがそのように感じているならしっかり受け止めなくてはいけない。インフラ整備はずっと力を入れてきて進んできている日沿道とか国道47号縦軸横軸両方しっかりこれからも進めていく。東北公益文科大学の公立化が目の前令和8年4月からということで準備を着々と進めている教育環境の整備ということで若者の定着も図っていきたい」

キャスター「今回の知事選はこれまでと違って自民党県連が吉村さんを支援しました。こうした経緯を踏まえて今後自民党県連とどう向き合っていきますか。夏には参院選誰を支援しますか」

吉村知事「県民の皆さんの幸せのため県土発展のためしっかり取り組んでいくのでおそらく思いは同じと思っている。これまで以上に協力体制を期待している。目の前に令和7年度の当初予算案人事といった業務があるのでまずはそこをしっかりと取り組まなければならない。その先の夏の参院選までは考えが及ばない」

山積する課題、県民のニーズをどのように受け止め、取り込んでいくのかー。吉村県政5期目が始まります。

最終更新日:2025年1月27日 19:22
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