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山形県内の党員・党友票は石破さんが他候補を大きく引き離す 自民党の総裁選挙

2024年9月27日 18:46
山形県内の党員・党友票は石破さんが他候補を大きく引き離す 自民党の総裁選挙

自民党総裁選挙は27日、投開票が行われ、新たな総裁に石破茂さんが選ばれました。山形県内の党員・党友の投票でも石破さんが2位以下に大差をつけて圧倒的1位の得票を獲得しました。

自民党総裁選の投開票は27日午後1時から東京の党本部で行われました。

「令和6年、自由民主党総裁選挙の議員投票を行います」

現職の総裁の岸田総理が出馬しない今回の総裁選には、過去最多となる9人が立候補し、およそ2週間にわたる選挙戦が展開されました。

総裁選は、自民党の国会議員1人1票の「国会議員票」368票と全国の党員・党友の投票をもとに各候補に割り振られる「党員票」368票の合わせて736票で争われました。県選出の国会議員3人も投票に臨みました。
午前中には山形市の自民党県連で、県内のおよそ1万人の党員・党友票の開票作業が行われました。その結果、最も多かったのは石破さんの3345票で、2位小泉さん1312票、3位高市さん1179票を大きく引き離しました。投票率は73・87%で前回2021年より2ポイント近く低い数字です。

自民党県連森谷仙一郎幹事長「投票率は73%を超えみなさんから興味を示してもらったと思う。有効投票数7537のうち約45%が石破さんに投じられたことは大きな期待があるもの思っている」

そして、党本部の投開票会場では、結果が発表されました。

「高市君181票」石破君154票」

どの候補も過半数に届かず、投票数1位の高市さんと2位の石破さんによる決選投票にもつれ込みました。

その後の決選投票では、「国会議員票」368票と各都道府県連に割り振られたいわゆる「地方票」47票の、合わせて415票で争われました。地方票は、各都道府県の党員・党友票で得票数が最も多い候補者に1票が割り振られます。山形の1票は石破さんに投じられました。そして・・・。

「高市早苗君194票、石破茂君215票」「よって、石破茂君をもって当選者と決しました」

事実上、次の総理大臣となる自民党の新総裁は石破茂さんに決まりました。

石破茂新総裁あいさつ「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、この日本国をもう一度、みなが笑顔で暮らせる安全で安心な国にするために石破茂は全身全霊を尽くしてまいりますどうぞ、よろしくお願い申し上げます」

石破さんは、これまで防衛大臣や農林水産大臣などの閣僚のほか、党の幹事長を務めた経験もあります。そして祖父の金森太郎氏は1934年から2年間、山形県の官選知事を務めていました。

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