被災した農地や農業用施設に補助を 山形県内のJAグループが県選出国会議員に緊急要請
山形県内のJAグループは19日、県選出の国会議員に対し、被災した農地や農業用施設などへのさらなる補助を求める緊急要請を行いました。
今回の大雨では、庄内や最上地域を中心に水稲や野菜などの農作物に甚大な被害が発生し、ことしの収穫を断念する農家や来年以降農業を続けていくことにも大きな支障が出ている農家もいます。こうした状況を受け県内のJAグループは、農地や農業用施設などの早期復旧に向け県選出の国会議員5人に緊急要請を行いました。
県農業協同組合中央会 安孫子常哉副会長理事「激甚災害指定による災害復旧国庫補助事業の補助率のかさ上げを行うこと。また、カントリーエレベーターの再整備が必要となる場合には、 補助事業の拡充や創設等を行うことを求めます」
このほか、被害を受けた果樹の植え替えにかかる経費の支援や農作物、園芸施設などに対する農業共済の速やかな支払いなどを併せて要請しました。