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立憲民主党次期代表に野田元首相選出 山形県内党関係者の反応は

2024年9月23日 19:14
立憲民主党次期代表に野田元首相選出 山形県内党関係者の反応は

野党第1党の立憲民主党は23日、東京都内で臨時の党大会を開き次期代表に元首相の野田佳彦さんを選出しました。解散総選挙も予想される中、山形県内情勢への影響や受け止めについて党関係者などに聞きました。

立憲民主党の代表選に立候補したのは、野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員の4人です。

野党第1党の代表を決める党大会を前に、次の代表に期待することなどを山形市で聞きました。

40代男性「与党の間違ったところを直すみたいな感じでちゃんとした政治にしてもらいたい」

10代男性「もうちょっと国民の意見を取り入れてもらいたい」

10代男性「もうちょっと現実的な公約を掲げた方が支持も集められると思うし、与党も自分たちの立場が危うくなるかなと思ってどんどん政治が良くなるんじゃないか」

60代男性「できれば私たちの子どもや孫に負債を残さないような(政治の)進め方を考えてもらいたい」

そして東京都内で開かれた臨時党大会、1回目の投票では、4人全員が過半数に届かず、野田さんと枝野さんによる決戦投票の結果、野田さんが次期代表に選ばれました。

次期代表に選ばれた野田佳彦氏「私は本気で政権を取りにいく覚悟。戦いはもうきょうから始まる。総選挙は間違いなく早い段階で実施されるだろうから戦いの準備をきょうから始めたい」

立憲民主党山形県連の対応について、石黒覚代表は「県内の地方議員、党員らは自主投票とする方針」としていました。

立憲民主党山形県連・石黒覚代表「自主投票とは言いながらも山形県出身の吉田晴美さんがいましたし、応援してきたつもり。そういうことも全部ひっくるめて、あとは野田代表のもとで共闘体制で向かわないと自民党に勝てないという思いをしっかりと持っていければ」

一方、与党自民党の総裁選挙も9月27日の投開票に向け、過去最多となる9人の候補者が論戦を交わしています。新総裁の誕生で解散総選挙も予想される中、立憲民主党県連は衆院選山形県3区で候補者擁立を目指しています。

立憲民主党山形県連・石黒覚代表「きょうの段階ではっきり申し上げられないところは非常に残念だが、近々何らかの形で皆さんに報告できるよう努力していきたい」

新代表の下、政権交代を実現できるか、来たる解散総選挙に向け党内の動きは加速しています。

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