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「空飛ぶクルマ」導入へ “次世代乗り物”展示会に初出展 メーカーとの連携強化 山梨県

2024年6月5日 19:03
「空飛ぶクルマ」導入へ “次世代乗り物”展示会に初出展 メーカーとの連携強化 山梨県

 国内最大級のドローンや次世代の乗り物を集めた展示会が5日、千葉県の幕張メッセで開幕し、山梨県が初めてブースを出展しました。

 県外企業などとの関係構築が狙いで、リニア開通後の「空飛ぶクルマ」の導入につなげたい考えです。

 開幕したのはドローンや次世代の移動手段となる乗り物などを集めた「エアモビリティEXPO」です。

 海外を含む261の企業や団体が自社のドローン技術などを展示しています。

佐藤記者
「小型のドローンや大きな産業用のドローンが展示される中、このように空飛ぶ車もお披露目されています」

 こうした中、「空飛ぶクルマ」の社会実装に取り組む山梨県は、今年初めてブースを出展しました。

 空飛ぶクルマの導入スケジュールを書いたパネルを展示ほか、県が制作した近未来のイメージ動画などを紹介しています。

 県はリニア開通後の県内の移動手段として空飛ぶクルマの導入を目指していて、今回の展示を通じて開発メーカーなどとの連携を強化していきたいとしています。

県リニア・次世代交通推進グループ 宮川新一 主任
「2020年代後半の活用初期の段階で観光遊覧みたいなサービスの実現ができればいいと思う。(展示に)どれくらい興味を持ってもらえるかと思っていたがおかげさまでいろいろな人に目を留めてもらえているので、山梨県の取り組みを発信していけたらと思う」

 「エアモビリティEXPO」は7日まで開催されます。

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