消費税の還付を不正に受けるケースがあとを絶たないことから、東京国税局は、審査の厳格化をさらに進めるため新たに対策本部を設置しました。

東京国税局・重藤哲郎局長「消費税にまつわる不正には国税当局としても断固として厳正に対応する必要がある」

30日、新たに東京国税局に設置されたのは「消費税不正還付対策本部」です。東京国税局によりますと、輸出に関連し消費税が還付される制度など、消費税還付の申告件数が年々増加していますが、関連した追徴税額も増えているということです。

今回設置した対策本部では、不正がないかを見極める部門と徴収する部門が連携し、対策を強化していくということで、東京国税局は不正還付の根絶を目指しています。