警視庁が「最高警備本部」を設置へ 安倍元首相の国葬、2万人規模で警備
安倍元総理の国葬を27日に控え、警視庁は国葬当日、警視総監をトップとする「最高警備本部」を設置し2万人規模で警備にあたると発表しました。
安倍元総理の国葬を27日に控え、警視庁は東京パラリンピックの閉会式以来となる警視総監をトップに置く「最高警備本部」を27日設置し、全国の警察から派遣されたおよそ2500人の応援部隊を含む2万人規模の態勢で警備に臨むと発表しました。
武道館や迎賓館、大使館などの施設に加えて東京駅や羽田空港などの不特定多数が集まる場所にも警察官を増員し、要人の警護についても全国の警察からの応援で警戒を強化しているということです。
さらにドローン対策のため必要な機材や人員を配置し、車両の突入に備えるために重要な施設の周辺では集中的に検問を行うとしています。
さらに有事が発生したときのため爆発物処理班などを配置し有事に素早く対応できる態勢を構築するということです。
警視庁の高山祐輔警備一課長は「いつもと違うことや何かおかしいということがあれば迷わず警察に通報してほしい。車両検問や交通規制でご不便をおかけするが、ご理解とご協力をお願いしたい」などと話しています。