全日空 5年ぶりに新卒社員の初任給引き上げへ
旅行需要の回復などを受け優秀な人材を確保するため、全日空はことし4月以降に入社する新卒社員の初任給を5年ぶりに引き上げることになりました。
全日空はことし4月以降に入社する新卒社員の初任給を大卒で最大2万円引き上げると発表しました。
総合職は9%、客室乗務員は8%程度の引き上げとなるということで、初任給の引き上げは5年ぶりです。
新型コロナの影響で低迷した航空業界ですが旅行需要の急激な回復などを受け人材不足が課題となっていて、初任給の引き上げで採用競争力を強化するとともに優秀な人材の確保を図りたい考えです。ANAグループ各社でも引き上げを検討しているということです。
また、1日から始まる2024年度入社の新卒採用では、グループ全体で前年度の2倍となるおよそ2700人を募集するということです。