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国交省「災害対策本部会議」夜から激しい雨の見込み…“被害拡大や二次災害に注意を”

2023年5月6日 20:16
国交省「災害対策本部会議」夜から激しい雨の見込み…“被害拡大や二次災害に注意を”

5日に石川県珠洲市で震度6強を観測した地震を受け、国土交通省は災害対策本部会議を開きました。6日夜から激しい雨が降る見込みで、被害の拡大や二次災害が出る可能性があるとして注意を呼びかけています。

国土交通省によりますと、石川県輪島市と珠洲市を通る国道249号で通行止めとなっているほか、珠洲市内の県道で落石や法面の崩壊により4か所、市町道が9区間通行止めとなっているということです。

また、珠洲市内では土砂災害が2件発生し、うち1件では建物1戸が半壊しましたが、人的な被害はないということです。そのほか、石川県内の宿泊施設2軒で柱や壁の一部崩落などの被害も確認されています。

国土交通省は、緊急災害対策派遣隊「TECーFORCE」を派遣し、珠洲市・能登町が管理する橋梁や土砂災害の被災状況の調査を行っています。

斉藤国土交通大臣は、土砂崩れなども含め早期の被害の全容把握にあたるよう職員に指示しました。

6日夜から7日にかけて、能登半島ではまとまった雨が予想されていることから、国土交通省は被害の拡大や二次災害が出る可能性があるとして、注意を呼びかけています。