東京都“BA.2疑い”検体の50%超える「急速な置き換わりが続いている」
東京都は、新型コロナウイルス・オミクロン株のBA.2疑いの割合が、検査した検体の50%を超えたと明らかにしました。
東京都は、今月15日から1週間の都の独自のPCR検査で、オミクロン株の新たな種類、BA.2疑いと判定された件数は、速報値で検査した新型コロナの陽性検体の52.3%を占めたと明らかにしました。前週の39.6%から増加していて、都の担当者は「BA.2への急速な置き換わりが続いている」と説明しています。
また、感染状況について都の専門家は、「新規感染者数が増加しており、感染の再拡大の危険性が高いと思われる」とし、警戒レベルは4段階中、最も深刻なレベルを維持しました。
一方、医療提供体制については、「救急医療体制に深刻な影響が残っている」としながらも、上から2番目のレベルを維持しました。