今月7日、群馬県高崎市で、認定こども園の園児一人が気温30度を超える中、およそ10分間バスに取り残されていたことが分かりました。

高崎市によりますと、今月7日の午前11時ごろ、認定こども園「杉の子保育園」の2歳の園児が、歯科健診で訪れた病院の駐車場でバスに取り残されたということです。

バスを降りる際、保育士が園児の人数を確認しましたが、乗っている人数を誤って把握していたため、1人降りていないことに気づかず、園児はおよそ10分から12分間、車内に取り残されました。

その後、園側が一人足りないことに気付き、園児は無事保護されました。

7日の高崎市は、午前11時で気温が32.8度に達しましたが、園児は無事だったということです。

「杉の子保育園」はマニュアルなどを見直し、再発防止を徹底するとしています。