子宮けいがんなど予防、HPV「9価ワクチン」“2回接種も可能”了承 厚労省専門部会
厚生労働省の専門部会は、子宮けいがんなどの予防に使われるHPV(ヒトパピローマウイルス)の「9価ワクチン」について、2回の接種も可能とすることを了承しました。
製薬大手「MSD」が申請していた子宮けいがん予防などのHPVの9価ワクチン「シルガード9」について、厚労省の専門部会は、現在3回となっている接種回数を2回でも可能とすることを了承しました。対象は、9歳から15歳未満です。
9価ワクチンは、子宮けいがんを引き起こすリスクの高いヒトパピローマウイルスのうち、8割から9割程度を防ぐことができるとされています。
9価ワクチンは、今年4月からは小学6年生から高校1年生相当の女性を対象に、自己負担なしで全額公費で受けられる定期接種で使用される予定です。
提供:MSD株式会社