多様化する働き方にどう対応? "新時代の働き方研究会”初会合
厚生労働省
コロナ禍でテレワークが普及するなど働き方が多様化するなか、今後の働き方を考える会議が20日、はじまりました。
日本の労働基準法は制定されてから70年以上がたっていますが、この間、IT化などが進んだほか新型コロナウイルスの影響などにより生活様式も変化し働き方や働く人の意識、キャリアに関するニーズが多様化しています。
こうしたことを踏まえ今後の時代にあった働き方や現在の労働基準法の課題などを考える研究会が行われました。
初回の20日は参加した有識者から「就業年数が長くなっていることから一社で一生働くという価値観は変わってきている」といった意見などがあがり、働き方に変化が出ていることに着目し、個人のキャリア形成の多様化にあわせて企業の人事制度を変える必要があるといった声が多く上がりました。
今後、企業などからヒアリングを行いとりまとめを行うとしています。