神奈川県警本部で「サイバーセキュリティ競技会」 サイバー犯罪など捜査技術向上のため
サイバー犯罪などの捜査技術を向上させるための競技会が開かれ、神奈川県警の警察署などから選抜された警察官たちが腕を競い合いました。
16日、神奈川県警本部で行われた「サイバーセキュリティ競技会」では、パソコンやスマートフォンなどに残されたデータを解析する問題などが出題され、サイバー犯罪の知識や捜査技術を競い合いました。
競技会には予選を勝ち抜いた12チームが参加し、真剣な表情でパソコン画面に表示される問題に向き合っていました。優勝は緑警察署、準優勝は伊勢原警察署、3位は刑事部でした。
神奈川県警が去年摘発したサイバー犯罪は1539件で、2020年と比べて320件増加しています。
サイバー空間での犯罪が増加傾向にある中、警察は「実践的な演習を行い、捜査の技術に応用していきたい」としています。
提供:神奈川県警