厚労省、“統一教会”からの回答を受け取ったと明らかに 養子縁組の実態尋ねた2度目の質問書
いわゆる統一教会の信者による養子縁組の実態を尋ねた2度目の質問書について、厚生労働省は教団からの回答を受け取ったと明らかにしました。
世界平和統一家庭連合、いわゆる統一教会の養子縁組をめぐっては先月22日、厚労省と東京都が共同で、あっせんの有無や関連して信者から金銭の授受があるかなどの実態を尋ねる質問書を教団側に送っていました。
今月5日、教団側から回答がありましたが厚労省は「さらに確認をする必要がある」として今月9日に再度、質問書を送っていて、回答期限の19日午後、教団側からの回答を受け取ったということです。
厚労省は今後について、回答の内容を精査したうえで「適切な対応を検討してまいりたい」としています。
教団内の養子縁組をめぐり教団側は先月、日本テレビの取材に対し「養子縁組のあっせん等は一切行っていません。」とコメントしていました。