警視庁の機動隊の新隊員らによる訓練が13日に公開され、火炎瓶や鉄パイプでの攻撃を制圧するための動きの確認などを行いました。

13日の訓練には先月末に機動隊に配属された隊員390人ほどが参加し、およそ2週間にわたる訓練の成果を確認しました。

訓練は暴徒化した集団が火炎瓶や鉄パイプによる攻撃を行ってきた想定で行われました。

新隊員らは14日から本格的に現場に出て、韓国の尹錫悦大統領来日や4月の統一地方選挙での警備にあたり、広島でのG7サミット警備に派遣されることも想定されているということです。

警視庁の千代延晃平警備部長は「『自分たちがこの一連の警備の主役である』 と自覚を持ち、日々研さんに励んでほしい」などと話しました。