上皇ご夫妻が中宮寺を訪問 修復終えた本堂へ 奈良・斑鳩町
16日、京都から奈良に入った上皇ご夫妻は、17日、皇室ゆかりの中宮寺を訪れ、修復された本堂をご覧になりました。
上皇ご夫妻は、17日午前11時過ぎ、奈良県斑鳩町にある中宮寺を訪問されました。
中宮寺は女性の皇族が門跡を務めてきた尼門跡寺院で、本堂にはアルカイックスマイルで知られる国宝の「菩薩半跏像」などが安置されています。
上皇ご夫妻は、2021年に修復を終えた本堂に靴を脱いで入り、ゆっくりと拝礼されました。
ご夫妻は皇室ゆかりの寺に伝わる文化財の保護を長年支援していて、本堂の中では壁を触るなどして説明を聞き、「安心できるきれいなお堂になりましたね」と述べられたということです。
午後には天理市にある「なら歴史芸術文化村」で文化財の修復作業などをご覧になります。