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石川県内の停電、一部除き今月中におおむね解消へ 能登半島地震からまもなく1か月

2024年1月30日 1:16
石川県内の停電、一部除き今月中におおむね解消へ 能登半島地震からまもなく1か月
能登半島地震からまもなく1か月。亡くなった方は、28日から2人ふえて238人になりました。一方、石川県内の停電は一部を除いて、今月中には解消する見通しだということです。

石川県内では、元日の地震で最大4万戸近くが停電しましたが、29日午後7時の時点で、およそ2700戸まで減りました。

馳知事は、今月中には、被害が大きい一部の地区を除き、停電はおおむね解消する見通しを示しました。29日も輪島市では、電力会社などが復旧作業を行い、電気が通った家もありました。

電気が復旧した住民
「(Q:電気がついてどうですか?)いいね、やっぱり。帰ってきて片付けられるなと」

また、携帯電話についても、通信が可能なエリアは、被災前の96%まで回復したということです。

一方、断水は続いています。29日時点で、被害が大きい6つの市と町を中心に、およそ4万2000戸が断水しています。

そんな中、ほぼ全域で断水が続く輪島市は、復旧のスピードをあげるため、市内に新たに3か所浄水施設を設けることがわかりました。3月中には、市内全域で断水を解消したいとしています。