4日(火)は広い範囲で日差しが出て、東海地方や西日本を中心に猛暑日が続出するなど、厳しい暑さとなりました。5日(水)は各地で梅雨空が戻り、猛烈な暑さはトーンダウンしそうですが、湿度は高く、不快な暑さが続きそうです。

5日(水)は、低気圧が日本海を進み、この低気圧から伸びる前線が西日本を南下する見込みです。この影響で、西日本や東日本では曇りや雨となるため、前日のような猛烈な暑さはややトーンダウンしそうです。

日中の最高気温は、4日(火)に猛暑日となった名古屋で、前日より8℃も低い28℃の予想。

京都でも、前日より6℃低い30℃、高知でも5℃低い26℃の予想となっています。

また、関東でも、前日と比べ2～3℃低くなる所が多くなる見込みで、最高気温は、東京や前橋、水戸などで29℃、横浜や熊谷で30℃の予想です。

一方で、日差しの出る北海道や東北日本海側、北陸では4日(火)よりも気温が高くなる所が多く、予想最高気温は、山形県の酒田で33℃、秋田や山形、富山、福島県の若松などで32℃などとなっていて、今年一番の暑さとなる所もありそうです。

前日と比べて気温が下がるとはいえ、30℃前後の暑さが続くうえ、湿度は前日以上に高くなる所が多いでしょう。
非常にムシムシとした不快な暑さになりますので、屋内ではエアコンなどを上手に使い、水分や塩分をこまめに補給するなど、熱中症には十分な注意が必要です。