「大阪モデル」8日から警戒の黄色信号
新型コロナウイルスの感染が急拡大している大阪府は7日、対策本部会議を開き、独自の基準「大阪モデル」で警戒を示す黄色信号を8日から点灯することを決めました。
大阪府・吉村洋文知事「(感染の)急拡大が起きているのが大阪の現状です。基本的な感染対策を取ったうえでのこれからの生活をお願いしたい」
大阪府では7日、新たに676人の感染が確認され、およそ2か月半ぶりに大阪モデルで警戒を示す黄色信号を8日から点灯することを決めました。
点灯に伴い、府独自の観光促進策「大阪いらっしゃいキャンペーン」は今月12日から新規予約を停止します。
一方、吉村知事は、重症者向けの病床使用率が0・2%と低いことなどから、現時点では、国にまん延防止等重点措置の要請は行わないとしています。
また大阪府は、今後の病床のひっ迫を防ぐため、入院は原則、中等症以上の人や65歳以上で重症化リスクが高く症状のある人を対象とすることも決めました。