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【1か月予報】寒さの厳しい時期も

2022年1月14日 4:03
【1か月予報】寒さの厳しい時期も

1月中頃から2月初めにかけては、1年で一番寒い時期です。この先、1か月は、周期的な寒暖変化がありますが、平年並みか平年より寒くなる地方が多いでしょう。特に西日本では、厳しい寒さとなる時期があるでしょう。

■北日本(北海道・東北)
北海道では、1月17日頃にかけて平年より気温が高めになりそうです。21日から24日頃にかけては平年より気温が低くなる見込みです。この先1か月は、周期的な寒暖変化があるものの、期間を平均した気温は、ほぼ平年並みとなるでしょう。

東北では、1月18日から20日頃にかけて、平年より気温が低めとなりそうです。その後、1月下旬から2月前半にかけては、ほぼ平年並みの気温となりそうです。

なお、東北の日本海側では、例年より雪の日が多くなり、降雪量は平年より多くなる可能性があります。

■東日本(北陸・関東甲信・東海)
東日本では、1月18日から21日頃にかけて、気温が平年より低くなるでしょう。その後は、平年並みとなりそうですが、1月末から2月前半にかけては、再び平年より低くなる可能性があります。1年で一番寒い時期でもあり、平年並みの気温であっても、寒く感じそうです。

北陸では例年より雨や雪の日が多く、降雪量も多くなる可能性があります。

関東甲信・東海では、くもりや雨の日が多くなる時期もありますが、この先1か月でみれば、例年と同様に冬晴れの日が多い見込みです。

■西日本(近畿・中国・四国・九州)
西日本では、1月18日から20日頃にかけて、気温が平年より低くなるでしょう。その後、四国や九州では一時的に寒さが緩みますが、1月末から2月前半にかけては、平年より低い気温となる可能性があります。寒気が流れ込んで厳しい寒さの日もあるでしょう。

山陰や近畿北部では、例年より雨や雪の日が多く、降雪の回数も多くなりそうです。

九州南部、山陽、四国、近畿中南部は、1月22日から28日頃にかけて、くもりや雨の日が多くなる可能性がありますが、この先1か月を通してみれば、例年同様に冬晴れの日が多い見込みです。

■奄美・沖縄
奄美・沖縄では、1月下旬に平年より気温が高くなる時期がありそうですが、この先1か月で平均すると、平年より気温が低くなる可能性があります。冬の季節風の影響を受けて、日照時間が例年より少なめとなるでしょう。

■1か月予報(1月8日から2月7日のまとめ)
<気温の確率予想・低い・平年並み・高い>
北日本   40%・30%・30%
東日本   40%・40%・20%
西日本   50%・30%・20%
奄美・沖縄 40%・30%・30%

<降水量の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) 30%・30%・40%
北日本(太平洋側) 30%・40%・30%
東日本(日本海側) 20%・40%・40%
東日本(太平洋側) 40%・30%・30%
西日本(日本海側) 20%・40%・40%
西日本(太平洋側) 40%・30%・30%
奄美・沖縄     30%・40%・30%

<日照時間の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) 40%・30%・30%
北日本(太平洋側) 30%・40%・30%
東日本(日本海側) 40%・40%・20%
東日本(太平洋側) 30%・30%・40%
西日本(日本海側) 40%・40%・20%
西日本(太平洋側) 30%・30%・40%
奄美・沖縄     40%・40%・20%

<降雪量の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) 30%・30%・40%
東日本(日本海側) 20%・40%・40%
近畿北部・山陰   20%・30%・50%

(気象庁発表)