年金支給額0.4%引き下げ 2年連続で減
来年度、高齢者が受け取る年金の支給額が今年度に比べて0.4パーセント引き下がることが決まりました。2年連続の引き下げです。
厚生労働省は、2022年度の年金の支給額について、今年度に比べて0.4パーセント引き下げると公表しました。高齢者が新たに年金をもらい始める場合、国民年金は月額で259円引き下げられ、6万4816円に。厚生年金は、夫と専業主婦というモデル世帯で月額で903円引き下げられ、21万9593円となります。
年金の支給額は、毎年度ごとに物価や賃金の増減にあわせて改定されますが、引き下げは、今年度の0.1パーセントに続き、2年連続となります。