珍しい…お寺に白いタヌキ 住職が心配の訳
熊本市のお寺で16日、白いタヌキが現れました。専門家によると、自然界で白色は目立ってしまうため、大きく成長するのは珍しいといいます。ただ、発見した住職には心配事があるといいます。
熊本市のお寺で16日、ジーッとカメラの方を見ている白色で長い尻尾の動物が撮影されました。
なんと白いタヌキです。
不動山平等寺・蠣原法勝住職
「とても珍しい白タヌキが現れました。初めて見た!」
「ネコかイヌかなと思ったら、口がとんがっていたんですよね。多分これは白いタヌキじゃないかなと思って」
専門家に見てもらうと――
熊本博物館・清水稔学芸員
「すべての色素が欠乏したアルビノなのかなと」
自然界で白色は目立ってしまうため、大きく成長するのは珍しいといいます。ただ、住職には心配事がありました。
不動山平等寺・蠣原法勝住職
「ちょっとケガしているのも見ましたし、それがケガなのか、感染症みたいな病気なのかもまだわからないんですけど、少し衰弱というかですね」
白いタヌキは、少し痩せているようにも見ます。専門家によると、ダニが媒介する皮膚病にかかっている可能性があるといいます。
住職は「お寺の境内にせっかくご縁があってたぶんいると思うので、そっと見守っていきたいと思います」と話していました。