「ジャニーズ」の名前は完全になくなる…補償に限る「SMILE-UP.」に 東山紀之社長・井ノ原快彦副社長で新エージェント会社を設立へ
ジャニーズ事務所は2日に会見を行い、社名を「SMILE-UP.」に変更した上で、被害者の補償業務が終わり次第、廃業することを明らかにしました。また、タレント個人やグループと契約を結ぶエージェント会社を新たに設立すると発表しました。
ジャニーズ事務所・東山紀之社長
「自分たちでジャニーズ事務所を解体し、被害に遭われた方に真摯に向き合いながら最後まで補償を行い、新しい会社でファンの方々と一緒に新しい未来を切り開いていく。これが私たちのビジョンです」
東山社長は会見で、社名を今月17日付で「SMILE-UP.」に変更することを明らかにし、「関ジャニ∞」なども含め、「ジャニーズ」の名前は完全になくなると発表しました。
「SMILE-UP.」の業務内容は被害者への補償に限るとし、法を超えた救済を実現するため、藤島ジュリー景子前社長は100%を保有する株主としてとどまった上、補償が終わり次第、廃業するということです。
また、1か月以内に新たにエージェント会社を設立し、希望するタレント個人やグループと契約していくということで、社長には東山氏、副社長には井ノ原快彦氏が就任すると明らかにしました。新会社の社名はファンからの公募で決めるとしています。
先月30日までに、被害者救済窓口に被害を申し出て補償を求めた人は325人にのぼるということで、補償は11月から開始するとしています。