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津波“最大27m”も…南海トラフ巨大地震想定の防災訓練 東京・神津島

2022年11月9日 20:31
津波“最大27m”も…南海トラフ巨大地震想定の防災訓練 東京・神津島

南海トラフ巨大地震が発生した際、最大27メートルの津波が想定される東京・伊豆諸島の神津島で防災訓練が行われました。

9日、東京都と神津島村が行った訓練は南海トラフ巨大地震による大津波の襲来を想定して行われ、住民らが高台にある小学校や津波避難タワーに逃げる手順が確認されました。

神津島では南海トラフ巨大地震が発生した場合、およそ17分で高さ27メートルの津波が到達するとされていて、今年7月には600人が収容できる津波避難タワーが整備されるなど津波対策が進められています。

また、自衛隊や東京消防庁などが航空機を使った救助活動の手順を確認したほか、航空自衛隊が空から支援物資を海上に投下する訓練も行われました。

東京都は引き続き、島しょ部の防災対策強化を進めたいとしています。