さいたま市の「ヤード」5か所に立ち入り調査、違反11件 埼玉県内に256か所…犯罪インフラの温床に
組織犯罪の拠点になりうるヤードを取り締まるため、埼玉県警などが立ち入り調査を行いました。
27日、埼玉県警やさいたま市の職員などが市内のヤード5か所で調査を行い、保管されている車などが盗まれたものではないかや、法律に基づいて産業廃棄物を適切に処理できているかなどを確認しました。
違反があった場合は指導・警告が行われますが、この日は無許可で建物を建てたり従業員の名簿がなかったりするなど違反が11件あったということです。
県内では現在、256か所のヤードがあり、その一部が盗難品を保管・解体するなど組織的な犯罪インフラの温床となっていて、埼玉県警は「ヤードの適正な運用のため取り締まりを徹底していきたい」としています。