高浜原発4号機が自動停止“中性子が急減”の警報…原因調査 運転再開のめど立たず
福井県にある高浜原発4号機が30日、自動停止しました。周辺の放射線量などに異常はありません。
関西電力によりますと、30日午後3時20分ごろ、原子力発電所の高浜4号機が自動停止しました。
原子炉内の中性子が急激に減ったという警報が出たためだということで、原子炉は正常に停止していて、周辺の放射線量や冷却にも問題はないということです。
原因はまだ分かっておらず、関西電力は異常が出た原因を調べるほか、今後、原子炉内部を点検する予定で、運転再開のめどは立っていません。
高浜原発4号機は去年11月に再稼働し、先月から営業運転に入っていました。