高浜原発4号機が自動停止 中性子の量が急激に減少と警報…外部の放射線量データに異常なし
福井県の高浜原子力発電所で稼働中の4号機が自動停止しました。
原子力規制庁に関西電力から入った報告によりますと30日午後、稼働中の高浜原子力発電所4号機で、核分裂の結果生じる中性子の量が原子炉内の一部で急激に減少したと、異常を知らせる警報が鳴ったということです。
このため午後3時21分に制御棒が挿入され原子炉は自動停止したということです。
原子炉は冷却されていて外部の放射線量のデータにも異常はみられないということで、関西電力が原因を調査しているということです。